今回は相掛かりの将棋を検討したい。

こちらの記事の続きになります。

目次

第1図 テーマ図

手順 ▲77角△同角成▲同金△73桂。

前回の復習を簡単にしたい。

第1図から▲24歩△同歩▲同飛とすると、△73桂▲28飛△86歩▲同歩△同飛と、後手は△23歩を保留する指し方ができる。

これは後手の理想図だ。

先手は▲77角と変化する。

△77同角成に▲同桂もあるが、その変化を選ぶなら1筋の交換は入れない方が良い。(将来▲15桂と打てない

今回は▲77同金と取る変化だ。

第2図 ▲66歩か▲56銀か▲24歩か

手順 ▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲28飛△65桂▲55角△93角。

第2図から▲66歩と▲56銀と▲24歩に分岐する。

▲66歩だと、以下△22銀▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△85歩▲75歩△86歩▲88歩△84飛▲74歩△同飛▲56角・・・と進む。

途中△86歩に▲74歩は、△23銀▲28飛△87歩成▲73歩成△同銀▲83歩△同飛▲65角△74角で後手良し。

▲56銀の場合、△22銀だと▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△85歩▲75歩△86歩に▲74歩が成立する。

今度は△74角の切り返しがない。

よって、▲56銀に△33金▲66歩△64歩▲36歩△62金▲48金△63銀▲37桂△81飛▲68玉△22銀・・・とお互いに駒組みする展開になる。

△73桂に▲24歩△同歩▲同飛と歩交換して、△22銀ならそこで▲56銀と上がれば、単に▲56銀△33金の変化を回避できる。

先手の言い分を通したくないので、後手も▲24同飛に△23歩▲28飛△65桂▲55角△93角と頑張る。

ここまでが前回検討した変化だ。

第3図 ▲77同桂の場合

手順 ▲68銀△77桂成▲同桂△86歩▲85桂打△87歩成▲93桂成△86飛▲65桂△54金。

△93角に▲66金とかわすのは△57桂成と成って後手良しだ。

▲68銀と上がる手を考えたい。

対して△57桂成は▲同銀△同角成▲82角成△47馬▲58金で先手良し。

▲68銀に△77桂成と取る。

▲77同桂と▲77同銀に分岐する。

▲77同桂に△86歩と突く。

▲85桂打に△87歩成▲93桂成△86飛と踏み込み、▲65桂に△54金とカバーする。

最終図以下▲11角成に△65金と取って、△78とが楽しみに残る。

第3図から▲58銀として、△77桂成▲同桂△86歩なら▲85桂打として先手指せる。

▲79銀型なので△78とがない。

▲58銀の場合は、△77桂成▲同桂△44金▲82角成△同角が予想される。次に△46角が楽しみだ。

第4図 ▲77同銀の場合

手順 ▲77同銀△81飛。

▲77同銀なら△86歩はない。

△57角成は▲82角成と飛車を取って先手指せる。

▲77同銀に△44金は▲82角成△同角▲68玉で、第3図▲58銀△77桂成▲同桂△44金▲82角成△同角の変化と比べて、△46角がない分後手が損している。

▲77同銀には△81飛が好手だ。

▲11角成を受けないので意表を突かれる。

▲11角成には△86歩▲同歩△57角成として、▲58銀は△86飛。▲58金は△39馬から△33桂として後手指せる。

△81飛に▲73桂も△同銀▲同角成△57角成で後手指せる。

最終図から▲68玉△44金▲66角△同角▲同歩か、▲48玉△44金▲同角△同歩▲95歩(このあとは▲58金ー▲36歩-▲37桂ー▲29飛を間に合わせる)が予想される。

形勢は難解だが、先手が好んで指す変化ではないだろう。

△65桂▲55角△93角の切り返しが有力となると、第2図▲24歩は選びづらい。

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