今回は角換わりで、後手右玉の将棋を検討したい。

目次

第1図 テーマ図

手順 △44歩▲26角。

△44歩と突いた局面がテーマ図だ。

対して▲45歩は、△同歩▲同銀△43金左▲68金右が予想される。

△44歩に▲48金もあって、一手パスすることで△62金型にさせ、▲45歩△同歩▲同銀(△43金と上がりづらい)と仕掛ける意味がある。

この2つの変化は、こちらで詳しく検討した。

今回は▲26角と打つ変化だ。

第2図 ▲26角が働くか

手順 △43金左▲45歩△同歩▲24歩△同銀▲45銀△35歩▲44歩△53金寄▲35歩△36歩▲同銀△44金。

先手は次に▲45歩を狙っている。

△41飛と回ると▲48飛で、より先手の攻めが厳しくなる。△62角なら手堅いが、角を手放してくれると▲98香から穴熊に組みやすくなる。

△43金左と上がる。

▲45歩△同歩に▲同桂は、△44銀▲24歩△55歩で後手指せる。▲24歩△同歩が入っていれば▲44角△同金▲24飛で先手指せる。

▲45歩△同歩▲24歩に△同歩も考えられるが、以下▲45桂△44歩▲33桂成△同桂▲37角△25桂打▲46角の変化は駒損で後手やりづらい。

△24同銀▲45銀に△35歩と角のラインを止める。

第3図 後手が攻め合うタイミング

手順 ▲22歩△13桂▲34歩△同金▲45銀△同金▲同桂△35歩▲53金。

第3図から▲34歩は、△35歩▲45銀△同金▲同桂△86歩▲同銀△44歩で先手の攻めが細い。

▲22歩△13桂を入れてから▲34歩とすることで、最後△44歩に▲33桂成とできる。

▲22歩△13桂に▲21歩成△同飛の交換が入れば先手嬉しいが、▲21歩成に△86歩▲同銀△55金▲11と△66金とされ、後手まずまず。

だから、▲22歩にすぐ△86歩▲同銀△55金も有力。▲21歩成△66金▲11と△76金(場合によっては△86金▲同歩△同飛を狙い)でどうか。

▲22歩に△13桂とかわすと、後手は受けに回る展開になる。

▲34歩△同金▲45銀△同金▲同桂に△35歩と角を止める。

▲53金にどうするか。

第4図 形勢不明

手順 △44銀▲52金△同銀。

第4図から△44歩は▲43歩がうるさい。以下△45歩▲52金△同銀▲42歩成△63銀▲43と△62銀▲53金と進むと、攻めが切れない。

△44銀は手堅い受けだが、持ち駒を使うので攻め合いの展開にはしづらくなる。

▲52金△同銀の局面をどう評価するか。

一つは、▲75歩と桂頭を攻める手。

△75同歩には▲74歩△45銀▲35角と攻めるが、△同銀▲73歩成△同玉▲23飛成△53金▲42金・・・は後手玉が薄いとは言え、角損の攻めなので攻めが繋がるかギリギリだ。

▲75歩に△63金もあって、▲74歩△同金▲75歩△同金▲76歩△74金▲37角(次に▲75歩狙い。代えて▲21歩成は、△45銀▲11と△25桂で今ひとつ)△63玉▲75金△同金▲同歩△84金▲74金△同金▲同歩△同玉▲72金・・・も、先手の攻め駒が少なくギリギリだ。

先手の攻めはギリギリだが、後手を持つと相当怖いところでもある。

もう一つは、▲46歩と支えておく手。これは攻めを繋げることを意識した手だ。

次に▲21歩成△同飛▲15歩からボチボチ攻める狙いだ。

▲46歩に対して、△25桂と▲15歩を先受けしておくか、強く△36金と開拓するか。

△36金は後手にとって怖い手で、働いていない先手の角に当てる感触の悪さがあるし、▲42金の攻めに△62金と打てなくなる。

攻め合うなら、▲22歩のタイミングで△86歩▲同銀△55金としたい。

△13桂と逃げたら、先手の攻めの面倒を見る展開になる。

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