今回は横歩取りの将棋を検討したい。

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第1図 △23金と上がる

手順 △52玉▲36歩△42銀▲37桂△23金▲35飛△51金。

△52玉から△42銀と上がるのが、今回検討する後手の青野流対策だ。

▲37桂に△88角成▲同銀△33銀▲35飛△44角は、▲77角で受かる。

▲37桂に△51金と寄ると、▲87歩△82飛▲45桂△88角成▲32飛成と踏み込める。

▲87歩の他にも、すぐ▲45桂と跳ねて、以下△88角成▲53桂成△同玉▲88銀△33歩▲24飛△23歩▲75角△62玉▲86角△24歩▲84飛とする順も先手指せる。

△23金と上がってから△51金と寄る。

第2図 ▲38銀の変化

手順 ▲38銀△84飛▲25飛△24金▲29飛△88角成▲同銀△33桂▲46角△35歩▲25歩△15金▲35角△25桂。

▲38銀と上がる変化から見ていきたい。

△84飛は、次に△34金と上がって飛車をいじめる狙いだ。

▲25飛ー▲29飛と戻れば飛車を収納できるが、消極的な指し方だ。

▲46角に△35歩と打つ。

▲25歩にすぐ△36歩と取り込むのではなく、一回△15金とかわすのが好手だ。▲16歩ならそこで△36歩とすれば後手指せる。

最終図△25桂も好手。▲25同桂なら△28歩▲同飛△55角が狙いだ。

先手が守勢になり、不満だ。

第3図 ▲33角成とする

手順 ▲33角成△同桂▲77桂△44角▲65飛△35歩▲56角△36歩▲23角成△37歩成▲同銀。

▲25飛は先手不満だった。

▲33角成△同桂▲77桂とするのが有力だ。

△89飛成は▲85飛とぶつけて先手指せる。

△24飛もあって、▲25歩なら△84飛と戻っておく作戦だ。だから△24飛に▲85飛と回り、△84歩▲25歩△44飛▲65飛として、次に▲82歩△同銀▲72角を狙って先手指せる。

▲77桂に△44角は強敵だ。

▲85飛とぶつけると、△同飛▲同桂△99角成▲82歩△77香の攻めが早い。

一回▲65飛と途中下車し、△89飛成には▲66歩と突くのが好手だ。次に▲85飛や▲67角ー▲88銀ー▲79金を狙っている。

△99竜としても▲82歩△同銀▲72角が厳しい。

▲65飛に△35歩と打つが、▲56角が好ポジション。△24金は▲25歩。△22金も▲82歩△同飛▲83歩△同飛▲63飛成で先手指せる。

最終図も金桂交換の駒得となり、先手指せる。

第4図 ▲25飛の変化

手順 ▲25飛△24歩▲35飛△62銀▲38銀△94歩。

▲38銀に代えて▲25飛も考えられる。

▲38銀△84飛▲25飛だと△24金が成立したが、このタイミングなら△24金に▲33角成とできる。

▲33角成に△25金は▲11馬。△33同銀は▲87歩で先手良し。

よって△24歩となり、▲35飛と戻っておく。▲29飛は△76飛が気になる。

▲38銀に△74歩は疑問で、▲87歩△84飛▲77桂で先手指せる。△73桂は▲45桂△44角▲32飛成。△44歩は▲85飛で、この2つの狙いが受からない。

△84飛に代えて△82飛としても▲77桂と跳ね、△44歩に▲75歩と突いて先手指せる。▲55角のラインがあり、攻めが繋がる。

△94歩は、▲87歩△82飛▲77桂には△41玉▲85飛△84歩と穏やかに指す意図だ。これは一局の将棋だ。

先手が突っ張るなら△94歩に▲96歩だが、9筋の交換が入ったので△84飛と引きやすい。

持久戦を目指すか、激しい順を目指すか、先手の方針が難しい。

▲38銀と▲25飛のどちらも考えられるが、▲38銀の順で先手を良くしたい気持ちがある。

▲25飛はじりじりとした将棋になりやすく、先手の利を生かすのに技術がいる。

どちらを選ぶか好みが分かれるところだ。

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