今回は角換わりの将棋を検討したい。

目次

第1図 △52金と上がる

手順 △52金▲37桂△73桂。

第1図から△63銀▲37桂△73桂・・・と進むと通常の形だ。

今回は△52金と上がる将棋だ。

△73桂と跳ねて、次に△75歩▲同歩△65桂を狙っている。

△75歩の仕掛けを見せる類型として、△33金型の場合はこちら

▲95歩と取らせる場合はこちらの記事もある。

第2図 ▲48金の場合

手順 ▲48金△75歩▲同歩△65桂▲88銀△86歩▲同歩△同飛▲29飛△35歩。

▲48金は自然な手だが、この場合はやや危険だ。

△75歩と仕掛ける。

対して▲29飛は、△76歩▲同銀△63銀で後手まずまず。

▲75同歩△65桂に▲66銀は、△86歩▲同歩△同飛▲87歩△66飛▲同歩△39銀▲38飛△48銀成▲同飛△39角がある。

▲48金ー▲29飛は好形だが、▲48金の瞬間は△39銀のキズがある

△65桂▲88銀△86歩▲同歩△同飛に▲87銀も、△同飛成がある。

△86同飛に▲29飛と整えるが、△35歩がうるさい。

最終図以下、▲35同歩は△36歩▲同銀△46飛が厳しい。

△35歩に▲87銀は、手抜いて△36歩▲86銀△37歩成▲同金△48角が成立する。

途中△36歩に▲45桂も△87飛成▲同金△37歩成▲同金△48角がある。

△35歩に▲66角の辛抱も、△36歩▲同銀△44角で攻めが繋がる。

この変化は後手が△94歩▲96歩の交換を入れないのがポイントで、△94角や△95角の筋があるので後手が得している。

第3図 ▲29飛の場合

手順 ▲29飛△63銀▲48金△54銀▲96歩△94歩▲56銀△31玉。

▲48金に代えて▲29飛なら、△75歩▲同歩△65桂には▲88銀△86歩▲同歩△同飛に▲87銀と上がることができる。

このとき△87同飛成▲同金△39銀のキズがない。

▲87銀に△81飛は▲88歩と打って受ける。▲86歩だと△88歩▲同金△57桂成▲同玉△79角がある。

最終図の局面は、こちらの記事の変化と合流している。

▲35歩と仕掛けてどうか。

こちらの場合、▲29飛を後回しにすることにメリットがあった。

△52金は次に△75歩を狙った手なので、先に▲29飛と引きたい。

後手の陣形を見て、▲48金か▲29飛かを判断していきたい。

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