【解説】
▲24桂△同竜▲41馬△33玉▲42銀打△43玉▲52銀打△54玉▲32馬まで9手詰。
手数を言うと簡単な詰将棋だ。
初手▲42馬△23玉▲32銀△12玉▲23銀打△同竜▲同銀成△同玉で詰まない。この変化のための△11金だ。
初手は▲24桂が正解で、△43玉と逃げると▲42馬△54玉▲64銀成△44玉▲53銀で詰む。
▲24桂△同竜▲41馬に△43玉と逃げても、上記と同じ順で詰む。
よって△33玉になるが、そこで▲42銀打ー▲52銀打と2回重く打って詰む。
上に逃げられそうだが、▲47桂がきいていて最終手▲32馬で詰んでいる。
自作詰将棋解説#30では重い金がテーマだったが、今回は重い銀がテーマだ。