全部で3問。次の一手に挑戦してみよう!

正誤判定は最後にわかります。

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Created on By shogijam_admin

やさしい次の一手

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後手が△73桂とした局面。先手はどうする?

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後手が△63飛とした局面。攻めを続ける好手は?

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▲15歩に△同歩とした局面。先手はチャンス。

(1)正解 ▲84角

▲84角が厳しい。△同飛は▲32飛成で成功だ。▲84角に△72飛も▲73角成△同飛▲32飛成があって受けがない。

他にも▲44飛△同歩▲53桂成も正解には劣るが、これも先手指せる。この筋もよく出てくる攻め方だ。

▲22歩も有力。△同金は▲31飛成があるので△33桂になるが▲21歩成と、と金ができる。

後手としては▲45桂と跳ねさせるのが危険で、△42玉と備えるのが無難だった。

(2)正解 ▲27角

見えづらい手だが、▲27角が好手で攻めがつながる。飛車が2枚ラインに入っているので、必ず飛車が取れる。

対して△54歩と遮断しても、▲33桂成が継続手。△同玉▲54角△52金▲63角成△同金▲52飛となって攻めが続く。

この図はこの仕掛けから始まっている。▲65歩も難しい攻め方だ。△同歩は▲53桂成で、△同玉は▲31角、△同銀は▲55角がある。

▲65歩に△同桂は▲66歩として、△77桂成▲同桂で、次の▲34桂と▲73桂の両方が受からない。

▲65歩に対して、正しくは△62金や△72金が考えられた。▲65歩といい、▲27角といい、攻める手は気付きづらい手が多い。

(3)正解 ▲95角

△22金は▲34角に△32玉とする意味だが、瞬間は形が悪い。▲95角が咎めた一手になる。後手は△22金と寄るときは▲95角の筋を常に警戒する必要がある。△94歩▲96歩の交換があれば、問題ないケースが多い。

▲95角△62金▲73角成△同金▲34桂と強引に桂馬と取って攻めた図は攻めが繋がっている。

他の選択肢、▲12歩は△同香▲11角△32金で▲22歩と打つ一歩が足りない。

▲65歩は(2)で解説した通りの狙いだが、△62金と備えられて今一つ。ただ▲65歩の攻め方も覚えておいて損はない。

今回は角換わりで、角の好手を見てきた。角換わりの将棋は普段では現れないような手がそこらじゅうに落ちていて、研究でも実戦でも見つける喜びがある。角換わりの醍醐味だ。

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