課題図

手順 ▲66同銀。

今回は△66歩に▲同銀の変化を検討したい。

▲69玉と一手ずらす理屈はこちらで検討した。

△66歩に▲69飛と回る変化はこちらで検討した。

▲29飛△66歩▲同銀の変化

手順 △86歩▲同歩△同飛▲87歩△81飛▲64歩。

△66歩に▲69飛の変化は後手指せる。よって▲66同銀が勝る。

△86歩からの歩交換を許すが、▲64歩の反撃に期待している。

△67歩の変化

手順 △67歩▲同銀△65歩▲77銀△55角▲86角△95歩▲同歩△46角▲47歩。

▲64歩に△67歩が軽妙手。▲同銀と取らせて△65歩▲77銀に△55角と打てるようにしている。

次に△64角と取られては先手失敗なので、▲86角と打って頑張る。後手が一歩持つと△85歩▲97角△95歩があるので、ギリギリの手だ。

▲86角以下、△95歩▲同歩△46角▲47歩と進んで、後手は角をどこに行くか。

手順 △13角▲15歩△85歩▲97角△95香▲14歩△22角▲13歩成。

▲47歩には△13角と△55角の2通りの逃げ方がある。△13角と逃げると、▲15歩と攻めて先手良しになる。

△85歩▲97角△95香で角が取られるが、無視して▲14歩△22角▲13歩成と攻める。

最終図以下△13同桂は▲14歩。△13同香は▲14歩△同香▲同香△13歩▲56香で先手良し。

手順 △55角▲56銀△44角▲88銀△66歩。

△55角と逃げるのが勝る。▲56銀にも△44角と逃げて、これ以上後手の角を追うことができない。

次に△85歩▲97角△95香が残っているので、何か受ける必要があるが、良い受けが難しい。▲96香は△85桂▲88銀△98歩の攻めがある。

▲88銀は△85歩に▲77角とこちらに引けるようにした手だが、自ら壁銀になるので辛い手だ。

対して△66歩と伸ばす味が良い。△66歩は次に△65銀を狙っている。△66歩以下▲46歩△42銀▲45銀は、△同銀▲同歩△33角で後手良し。▲63銀の打ち込みよりも△67銀の打ち込みの方が厳しい。

△66歩に▲69飛と備えても、じっと△41玉が好手。以下▲46歩には△65桂と跳ねておいて、▲45歩△26角で後手良しになる。

先手自信のない戦いだ。

手順 ▲55銀左△同銀▲同銀△65角。

△67歩に▲同銀と取らずに▲55銀左とぶつける手も考えられる。△67歩が残っている状態で銀をぶつけるので強気な一手だ。

対して△55同銀▲同銀に△65角が良いラインだ。▲28飛と逃げると△76角で、▲63銀△42玉▲62銀成△86歩で後手良しだ。

△65角以下、▲56銀は△76角で▲63歩成△同金▲72角△68銀▲88玉△82飛が一例。△65角に先に▲63歩成とすれば、△同金は▲72角で先手指せるので△63同玉になる。それから▲56銀なら△76角のとき先手得できるが、△56同角▲同歩△52玉の変化が生まれるので微妙なところ。

△65角の局面は形勢不明だが、先手陣は怖い格好で好んで選びたくない変化だろう。

手順 ▲58金△38角▲39飛△27角成▲55銀左△同銀▲同銀。

△67歩に▲同銀も▲55銀左も先手自信が持てない。△67歩に▲58金は有力だ。

△38角と打たれるが、▲39飛△27角成▲55銀左とぶつけて先手指せる。

最終図以下△36馬は▲67金右。△28馬は▲69飛△37馬▲67飛だ。いずれも△67歩を手順に払えているのが大きい。

▲58金には△42玉と手が戻るかもしれないが、そこで▲67銀や▲67金右としやすい。▲67銀に△65歩は今度、▲55銀△同銀▲63歩成の攻めが成立する。

△63歩の変化

手順 △63歩▲同歩成△同銀▲55銀左△64歩▲69飛。

次に△63歩の変化を調べたい。

▲64歩の拠点を消すので自然な一手だ。しかし▲同歩成で、△同玉や△同金は▲55銀左で先手指せる。よって△63同銀になるが、後手の駒が下がる。

▲55銀左△64歩▲69飛と進んで、先手の駒が盤面を制圧している印象だ。

手順 △44銀▲64銀△同銀▲同飛△55銀打▲同銀△同銀▲45角△54銀▲同角△同歩▲同飛。

△44銀とぶつける手には、▲64銀△同銀▲同飛と銀交換をする。△63歩▲69飛となれば先手の一歩得となり、先手十分。

▲64同飛の瞬間に反撃したいが、例えば△86歩▲同歩△59角だと、▲62飛成△同玉▲64歩△72銀▲63銀△同銀▲同歩成△同玉▲64歩の強襲が成立する。

▲64飛に△55銀打▲同銀△同銀で、▲69飛と撤退すると△66歩で後手良しになる。△55同銀の瞬間に▲45角が好手だ。△63歩は▲同飛成△同金▲72銀。△72銀は▲62飛成△同玉▲52金で、いずれも先手良しだ。

△54銀の受けにも▲同角△同歩▲同飛で王手銀取りがかかる。最終図は先手良し。

△63歩の変化は後手の駒が下がるので、▲同歩成△同銀▲55銀左△64歩▲69飛の図は先手十分。

まとめ

先手▲69玉ずらし、後手△63銀型で△41玉ー△52玉の変化をまとめたい。

▲69玉は手番をずらしたいという先手の意図があった。対して後手も一手パスしたいので、△41玉と手数を調整する。

△41玉▲79玉△52玉に▲88玉と上がると、△42玉で手番がずれない。そこで先手は▲27飛ー▲28飛と飛車の上下運動で手番を調整する。

▲29飛ー▲27飛ー▲28飛ー▲29飛は3手パスなので、後手の△52玉ー△42玉や△54銀ー△63銀の2手パスの仕方では先手が一手多くパスできる。

▲28飛の局面で△41玉は▲45桂の攻めがあり、△63銀▲29飛△42玉▲88玉△54銀は先手が誘導したい局面になる。

▲28飛の瞬間は良い形ではないので、△65歩と仕掛ける。しかし後手玉も△52玉と戦場に近いので一長一短だ。

△65歩に▲同歩は△同桂▲66銀△64歩は、一局ながらも後手不満ない。

△65歩に▲29飛△66歩となる。

△66歩に▲69飛は△44銀が最有力で、後手不満なく戦える。最終手△64角では△55銀左も有力だが、後手から動くよりも△64角と打って▲66歩と先手から動かせたい局面だ。

△65歩▲29飛△66歩には▲同銀が勝る。以下△86歩▲同歩△同飛▲87歩△81飛▲64歩と進む。

▲64歩に△63歩は▲同歩成△同銀▲55銀左で先手が盤面を制圧できる。

▲64歩には△67歩が有力で、そこで▲67同銀、▲55銀左、▲58金と手が広い。先手玉を大切にするなら▲58金だろうか。

現在、先手の▲69玉の一手ずらしに対し、後手は手数をずらされたくないと抵抗している。この変化はその一つだ。

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