全部で5問。将棋クイズに挑戦してみよう!

正誤判定は最後にわかります。

解いたあと下に進むと解説があります。

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Created on By shogijam_admin

クイズ!将棋の格言と用語

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穴熊はこの状態であることが多い、将棋の用語で「ゼ」「ゼット」とは何を表す?

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「都詰め」とはどのような状態で詰むこと?

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山崎の戦いの舞台にもなった、将棋において5五の地点のことを何という?

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玉を早いうちに逃げておくと、寄せられにくくなることを表した格言、「玉の早逃げ〇手の得」。

〇に入る数字は?

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2021年度版将棋年鑑で多くの棋士が「嘘だと思う格言」に挙げている、「3〇あって詰まぬことなし」。

〇に入る将棋の駒は?

【解説】

(1)正解 絶対に玉が詰まない

相手にいくら駒を渡しても自玉が詰まない状態のこと。また特定の駒を渡さなければ詰まないときも使う。下図の場合、後手玉は先手に角か銀がなければ絶対に詰まないので、「斜めゼット」。先手玉は後手に飛車か金がなければ絶対に詰まないので、「横ゼット」ともいう。

(2)正解 都詰め

盤面の中央である5五の地点で玉が詰むこと、詰ますことを都詰めという。

誤答選択肢の「玉が隅で詰むこと」は、雪隠詰めという。雪隠とはトイレのことで、昔の家のトイレは家屋の隅にあることが多いことに由来する。

(3)正解 天王山

天王山とは、盤面の真ん中のこと。実際に京都府にある山の名前。

山崎の戦い(天王山の戦い)は、本能寺が勃発した1582年、羽柴秀吉と織田信長を討った明智光秀の戦いのこと。この戦いを制した秀吉は天下統一を果たす。

秀吉が天王山を誰よりも早く占拠しそれが勝因になったため、その故事から勝負を決める分岐点のことを天王山という。

誤答選択肢の天目山の戦いも1582年に起きた戦国時代の戦い。甲州征伐、武田征伐とも呼ばれる。

(4)正解 8手

8手というのは実際に8手得するという意味ではなく、たくさん得するよという意味。

下図は△59飛以下先手玉に詰めろがかかっているが、ここで▲79玉と逃げておくと後手からの攻めが一気に遠くなる。

▲59歩と持ち駒を使う受けでは、△49飛で攻めが続く。また▲68銀も△58金、▲68金も△59飛▲78王△79金と攻めが続く。玉の早逃げは最優先する手だ。

(5)正解 桂

持ち駒に桂馬が3枚あれば、相手玉を詰ますことができるという格言。しかし実際には3桂あって詰むことのほうがレアケース。「桂頭の玉、寄せにくし」という格言もあるくらいだ。

桂馬のききはうっかりしやすいので、注意が必要。

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