作者 柳澤 瑛
未発表作
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【解説】
作意 ▲45銀△25玉▲22竜△同角▲24角成まで5手詰め
2手目△45同馬は▲33桂成△25玉▲45竜で同手数駒余り。また、△23玉は▲35桂で早詰み。
本作の狙いは3手目の22竜の捨て駒と、2手目の変化で現れる透かし詰めである。
大駒である竜を捨てる手を決め手にしたかったので、邪魔駒消去という一番簡単な方法で実現させた。また、変化を透かし詰めにすることにより別の味を味わえるようにした。
この詰め将棋は難しくないはずだが、ある奨励会有段者に見せたら10分悩んでくれたので10分以内に解けたあなたはかなりの強者とみた!!
※透かし詰めとは
玉から二間以上離れたところから王手をかけた時に、合駒をしてもすぐその合駒した駒が取られるうえに何の効果もない場合を無駄合といい、合駒することができない。その状態で玉が詰んでいることを透かし詰めという。