「玉を転がす」
作者 千年回廊
スマホ詰パラ２０１７年１月１５日発表作
解説はこちら
【解説】
作意▲13 金△同桂▲24 桂△23 玉▲33 金△同玉▲32 桂成△同玉▲44 桂△21 玉▲32 金
△12 玉▲24 桂△23 玉▲33 金△同玉▲32 桂右成 まで 17 手詰。
初手▲24 桂は△13 玉で不詰め。
2 手目△13 同玉は▲24 金△12 玉▲23 金打以下早詰み。
5 手目▲32 桂成は△25 合で不詰め。
本作の狙いはタイトルの通り玉を転がすこと。初手が大事な退路封じの捨て駒で、これを怠ると玉はうまく転がらない。3 手目以降は玉の自由を奪うように玉を転がしていく。2 周目に入ると 44 桂が発生しているため、2 回目の▲32 桂右成で玉は静止する。
ある詰将棋仲間が、この詰将棋を私の作品で一番好きと賞賛していたので、もしかしたら
この詰将棋が私の代表作なのかもしれない。