次の一手に挑戦してみよう!
正誤判定は最後にわかります。
解いたあと下に進むと解説があります。
【解説】
(1)正解 ▲24歩
攻めを続ける▲24歩が正解。△同歩は▲51角で、△35歩は▲73角成が飛車銀両取りになる。▲51角に△84角と受けるのも、▲24銀△同銀▲同角成と銀交換をしながら手順に馬を作ることができる。
また、▲24歩に△35歩は▲41角が▲23歩成と▲63角成の2つの狙いになる。▲23歩成は許せないので、△24銀だが▲63角成と馬を作りつつ桂取りになっていて、先手良しになる。
他の候補手、▲26銀も次に▲15歩の攻めを狙った手だが△65歩▲同歩△75歩と先攻される。やはり相手より先に攻めたい。
▲24銀も部分的にはある手だが、この場合△同歩▲同歩で23に打ち込む駒がない。じっと△81飛と▲41角を消され先手の攻めが細い。
問題図から▲24歩△35歩に▲23歩成△同金▲41角でも成功のようだが、後手から切り返しがある。
後手の立場だとどう指せばよいのだろう。答えは将棋盤から。
(2)正解 ▲24角
何の変哲もない序盤戦だが、下手がポイントを取る手がある。それが▲24角。
△同歩は▲同歩で次の▲23歩成が受からない。▲24角に△22飛には▲33角成で、△同銀には▲31角、△同桂には▲68角で、桂馬を跳ねさせたことで端を狙うことができる。
▲24角に△22角とかわすのも、▲15角△33銀▲24歩△同歩▲同角で2筋が破れる。
その他、▲16歩は角のききで1筋を狙った手で有力。こちらの方が本格的な手でおすすめだ。
▲24歩△同歩▲同角△22飛▲25歩は△45歩で、▲33角成△同桂▲24歩△25歩で今一つ。ただこれも難しい。
▲88玉は矢倉を目指した手だが、△45歩とされ後手の角のラインに入るのが気になる。
(3)正解 ▲11角
▲11角が鋭い手。△同玉には▲23香成で受けなしになる。後手に金があれば△22金で受かるが、金を持っていない。「金なし将棋に受け手なし」だ。
▲11角に△31玉と逃げるのも▲77角成と飛車が取れる。
他の候補手、▲25銀も筋の良い攻めだが△32玉▲34銀△42玉と逃げられて攻めが空振りになる。
▲78歩も厳しい手。△同竜と取るとやはり▲11角で今度は99の竜が取れる。しかし、▲78歩に対して△88竜上で粘られそう。▲78歩に△66桂も気になる手だ。▲78歩でも先手が良さそうだが、▲11角の方が勝る。